一時は、「霊気ヒーリング」が全盛を極めましたが、このようなスピリチュアル系のヒーラーになりたいと思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、ともすると自分でも気づかないうちに、金銭的な利益を追求していたり、名誉欲に捉われてしまう可能性も高いように思われてなりません。
スピリチュアルなヒーラーを目指す方は、是非とも次の言葉を噛みしめていただければと思う次第であります。
★★★★★★★
治療家としてこの世に生を受けたうけたのは、その仕事を通じて神の計画の遂行に参加し、自分がなんであるかも自覚せず、何のために地上に生まれて来たのかも知らず、従って何を為すべきかも知らずに迷っている神の子らに、永遠の真理、不変の実在を教えてあげるためです。 これは何にも勝る偉大な仕事です。たった一人でもよろしい。治療を通して霊的真理に目覚めさせることができたら、あなたの地上生活は無駄でなかったことになります。一人でいいのです。それであなたの存在意義があったことになります。（シルバーバーチの霊言集より）
米国を中心に活躍し、若くして霊界へ移行したヒーラー山村幸夫さんは、生前かくの如く語られています。
「僕は、霊界側から見れば道具です。霊界は、僕という道具を使って、皆さまに、病気の思いがけない快復という奇跡ををお目にかけます。頂いた奇跡には、素直に神に感謝してください。その後、起きた現象をあなたがどう理解するかは、あなた自身の自由意志の範囲内です。僕としては、せっかく頂いたこの奇跡という霊的な体験を、真理に目覚めるキッカケにしてくださればと願ってやみません」と……。
さらに、「僕は、1990年、霊界より使命を与えられて、心霊治療を中心とする霊的活動を始めました。これまでに、数えきれないほどの奇跡の体験をしております。しかし、奇跡的病気治療は、皆さまの心を神に向けて頂くための方便にしかすぎません。奇跡的な快復という体験を通して霊的な存在に気づいて頂くための神の計らいです。そして、気づいてくださった方々へ、真理を伝えることこそが神のほんとうの目的です」。
山村さんの言に基づけば、占星術もその体験を通して、真理に目覚めるためのキッカケを提供するに過ぎないということになります。しかし、換言すれば、それだけに大変重要な仕事ということになります。心してこの仕事を遂行して行かなければと思っております。